災害対策

環境省のガイドラインでは人と同じ避難所に同行することが原則となっています。避難所では人の生活スペースとは分離したペット用のスペースで生活します。ペットのことは全て飼い主の責任となるため大切なペットを守るためにも、いざ災害が起こった際にスムーズに行動できるよう事前の準備が必要となります。
日頃からおこなっておくこと
□ 鑑札、注射済票、迷子札やマイクロチップの装着
わんちゃん、ねこちゃんと離れてしまった際に再会できるように首輪に身元表示をつけましょう。
マイクロチップには飼い主情報が登録されています。
万が一、鑑札や迷子札が付いている首輪が 外れてしまってもマイクロチップが装着されている場合は
保健所や動物病院で情報を検索する ことができるため安心です。
□ クレートやキャリーに入ることに慣れる、しつけをする
避難時は路上にガラス等が散乱しているためリードで歩かせるのではなく
クレート・キャリーで移動しましょう。
避難所ではクレート・キャリー内で生活することになるため
普段から安心できる場所として慣れてもらう必要があります。
そのためには、日頃からおやつをクレート・キャリーの中で与えたり、
視界に入る場所に置くことでわんちゃん、ねこちゃんにとってお気に入りの場所として認識してもらえるようにしましょう。
□ 健康管理
避難所では他のペットたちと同じ空間で生活します。
ストレスによって免疫力が低下したり、他のペットからの伝染などで普段より感染リスクが上昇します。
病気を蔓延させず、感染を予防するために混合ワクチンの接種や狂犬病予防接種、フィラリア予防、ノミダニ予防などを行いましょう。
備蓄品、持ち物リスト
避難所にはペット用品の用意がありません。フードやクレート・キャリー、常備薬などお世話に必要な物はいつでも持ち出しできるよう最低 3日分、できれば1週間分あらかじめ準備をしておきましょう。
以下のチェックリストを参考にしてください。

避難所での注意点
□ 他の避難者への配慮
鳴き声対策として、普段からキャリーに慣れさせたり、落ち着くタオルやおもちゃを入れてあげましょう。特に、わんちゃんの場合は家族以外の人やペットに対して恐怖心を抱かないように日頃のお散歩などで慣れさせておく必要があります。
におい対策として、 排泄後はすぐにペットシーツや猫砂を交換し、使用済みのものは袋に密閉して処分しましょう。
体のにおいが気になる場合はウェットシートなどで拭きましょう。
□ 感染症予防のために、清掃や手洗いを徹底する
ペットが使用した食器やトイレは共有せず、個別の管理が必要です。
唾液や尿を介して感染する 病気があるため気をつけましょう。ペットに触れた後、排泄物の処理や掃除をした後は必ず手洗い・消毒を行いましょう。
自宅避難での注意点
□ 家の中の安全確認
落下物やガラスの破片に注意して安全な場所を確保しましょう。
揺れで家具が倒れてこないか、ガラスが割れても怪我をしないように窓や食器棚から離れているかを
確認してください。
□ トイレの確保
わんちゃんの場合は室内トイレシーツを用意し決まった場所に設置しましょう。
普段外や散歩時にしか排泄しない場合は室内でのトイレトレーニングを行っておく必要があります。
ねこちゃんの場合は普段使っているトイレが使えない場合に備えて、簡易トイレや新聞紙・猫砂 を多めに
ストックしておきましょう。
□ 水や電気の停止を想定した給水や給餌手段の確保
水や電気が止まった場合に備えて備蓄品の準備が必要です。
缶詰やパウチのフードは長期保存ができ、同時に水分も補給できるためおすすめです。ドライフードは酸化や劣化を防ぐために密閉容器で保管しましょう。
□ 暑さや寒さ対策
夏は保冷剤や濡れタオル、うちわ、冷却ジェルマットなどを使い熱中症対策をしましょう。冬は毛布やカイロ、ペット用ヒーターで温めて低体温症を防ぎましょう。換気が十分にできない場合は熱中症や低体温症のリスクが高まるため体調をこまめに確認しましょう。




























